温泉の日
2008年 11月 30日
痛みがあって、不自由な足を持つ私をかわいそーに思う夫が
「片付けなんかいいから、ゆっくり温泉に行っておいで。」と・・・言った。
「車、だいじょーぶかね、運転できるか、その足で。」とも・・・言った。
「ダイジョーブっすよ。車に乗ったらこっちのもんだいッテンダ。」と・・・
若者まねて元気ぶったものの、今朝は出足が遅れたので
駐車場がふさがってるかも?
温泉の玄関まではちょっと遠いかもしれない・・・って思った。
遠いといっても、お足の丈夫な方は、スキップで行ける距離。(^^;)
「送るよ。」と言ってくれるのを、今までは軽く断っていたけれど
今朝は「お願いしまっす。」・・・私も、弱くなったモンだ。
夫にやさしくしてもらうには、私も日頃から、夫にやさしくあらねばならない。
たとえ足が悪くっても、甘えすぎてはいけない。
やさしくされるがまま、100パーセント甘えてはいけない。
相手だって、生身の体、あちこち具合の悪いところあるだろーに。
だから、私は、せっせとご飯をつくる。 作らねばならない・・・
といっても、私はお料理上手じゃないし
手のこんだものは、何もできない・・けど
冬ならアツアツの温かいものを出せば、オーケーのようす。
「基礎代謝をあげるんだって・・・」と言って、毎朝、納豆と海苔を添え
「これも、体にいいんだってよ。」と
大根、にんじん、きゅうり、しょうがをおろして、添える。
食卓に、自分専用の小皿がいっぱい並ぶと
夫は、私の料理下手にはマッタク気づかず
健康に良いものを、いつも自分のために用意してくれると
錯覚してくれる。 ニコニコしていてくれる。
夫のニコニコ、とっても大事。後日、何倍にもなって返してもらえる。
おろし金でおろしたり何品も並べたり、ちょっと手間はかかるけど
夫が自分ではゼッタイしないことを、できないことを
私が毎日続けることで、夫は驚嘆しスゴイもんだと思ってくれる。
ちっともスゴクはないのに、そう思われることが重要ポイント。
これ、決してたくらみじゃアリマセン。
今までできたことが、股関節痛のおかげでできなくなっているので
できることは、ゼッタイニしよー!と、少しは踏ん張らないと
人のお役に立つことが、なくなってしまいそーです。
できなくなったことを挙げれば、きりがない・・・デス。
さてさて・・・
痛い、痛いって書くと、お読みいただいてる方に悪いな~と思いつつ・・・
これ、私の記録なので、正直に書きます。
温泉行っても、股関節痛、やわらがないんです。
お湯の中にいるときだけ、そのときだけデスネ・・・痛くないのは。
でも、まだまだ、明るい希望、持ってますよー。
痛みにしょっちゅう凹むくせに
それと同じくらいの割合で、実は能天気なんです。
能天気が最後の砦とは・・・ありがたいのでしょーか。
▲ by sunnytoday | 2008-11-30 22:37 | Comments(3)