<   2015年 10月 ( 16 )   > この月の画像一覧

 

・・・

義姉家族6人と夫の弟
息子家族3人、娘家族3人と私で

その夜、広めの個室は満杯になりました。

人工呼吸器をつけ
持ちこたえそうだったので

いつものように私が病室に残り
何かあったら連絡するということで

みんなはいったん家に帰って
寝ることにしました。

夫に聞こえていたかどうかは
わからないけれど

一晩中、夫に話し続けました。
看病が足りなくてごめんねと泣きました。

夫とふたりの病室で
肩をなで手を握り足をさすり

ごめんね、ごめんねと泣きました。

朝が来て、昼が来て
容態はどんどん悪くなり

10月19日の午後、みんなに囲まれながら
夫は旅立ってしまいました。

夫の場合、不運なことがいっぱい重なりました。
治療結果の良い患者さんはおられます。

もし闘病中の方がおられましたら
希望をもって治療なさってください。

きっときっと良い結果が出ます。

自分の足のこと、すっかり忘れていました。
これから寒くなると、どうなりますことやら。

今まで励ましてくださった皆さまに
心よりお礼申し上げます。

ありがとうございました。

by sunnytoday | 2015-10-29 23:33 | Comments(12)  

一日前

夫の容態がだんだん悪くなったので
義姉にも子どもたちにも

万が一の用意をして
病院に来てもらいました。

その間にちょっとだけ家に帰り
存分に泣き

用事を済ませたふりして
病院に戻りました。

いつものように平気な顔して義姉や娘を
励ますつもりだったのに

人前では決して泣かないと決めていたのに
今までの私はどこに行ったのか

体中からゴメンネの気持ちが湧き上がり
獣のような声で泣いてしまったのでした。

「あなたたちのお父さんを
守ってあげられなくてごめんね。」

「お姉さんの大事な弟を
守ってあげられなくてすみません。」

そんなことない。そんなことない。
これまでの看病、ホントにありがとう・・・って

みんなも泣きながら
言ってくれるのだけれど

悔やまれることばかりで
私は自分の胸を刺したくなるのでした。

夫が旅立つ一日前でした。

不思議なことに
足は少しも痛くないのでした。

by sunnytoday | 2015-10-29 22:51 | Comments(0)  

カクンカクン

今日の午後、息子が帰省します。
1泊して明日の午後、また帰っていきます。

娘は来週日帰りで帰省します。

それまで急変しないといいけど。
高カロリー点滴の準備をしてもらったばかり。

次のステップに進めるのかどうか
進んでよいものかどうか

看護師さんたち、きちんとやってくれますが
私は心の中で孤独です。

昨夜も不安で長い夜を過ごしました。

「足、手術してるんですか。」って
若くて明るい看護師さん。

脚長差ありますから
不完全な補高ですから

歩行時、カクンカクンします。
痛みなく歩けるので平気です。

傍目にどう見えようと
夫の看病には支障がないから平気です。

皆さま、がんばりまっしょい。

えい、えい、おー!!

by sunnytoday | 2015-10-17 11:38 | Comments(0)  

私の足、ありがとう

あと30年後、夫も夫の友人たちも
もちろん私も私の友人たちも

この世にいないでしょう。

現状を悲しまないようにしようと思います。
一生懸命看病しようと思います。

夫が私をじゃなく

私が夫を看病できてよかったのだと
思います。

私の足、グイグイ歩けてありがとう。

看護師さんたちには、生まれつき
足が悪いのだと思われています。

生まれつきでも生まれつきでなくても
今、歩けるのだから

私の足、ありがとう。

皆さま、がんばりまっしょい。

えい、えい、おー!!

by sunnytoday | 2015-10-16 19:06 | Comments(0)  

がんばろうという気に

息子が1泊2日で帰省して
看病を交替してくれ

息子が帰った後に娘が同じく1泊2日で帰省して
交替してくれました。

「お母さん、家でゆっくりしてきていいよ。」と
言ってくれても

夫のようすが気が気ではなく

用事を消化するためだけに
家に帰りました。

提出書類を仕上げたり
振込の準備をしたり

数件のキャンセル連絡をしたり。

急いでいるのでミスをしないようにと思いながら
家に一人で帰ってくると

どっと胸に悲しみが押し寄せます。

・・・が、いっきに振り払って
時間を気にしながら

股関節症のこの足がせっせせっせと
働きました。(駈け出そうとさえしました。)

片付けなければならない用事が
いつもいっぱい・・・

数時間だけでも子どもたちに交替してもらって
やっぱりよかった・・・

がんばろうという気になりました。

皆さま、がんばりまっしょい。

えい、えい、おー!!

by sunnytoday | 2015-10-14 16:59 | Comments(6)  

腕立て伏せ

朝の病室でちょっとだけ
腕立て伏せをします。

少しですが
しないよりはまし。

夫のむくんだ身体の向きを
変えるのに役立ちます。

ベッドで下方にずり下がった身体を
引き上げるのに役立ちます。

・・・重いです。

皆さま、がんばりまっしょい。

えい、えい、おー!!

by sunnytoday | 2015-10-12 16:48 | Comments(2)  

1時間おきに

夫は今、すやすやと眠っています。
私の至福の時・・・

2時間ほど外出したいけれど
寝ているうちにでは、あとに問題発生しそうで

じっと病室にいます。

夫は声がよく出ず、発音が不明瞭で
痰が次から次に出るという問題を抱え

看護師さんとの意思の疎通が
うまくいきません。

昨日も私の外出時に痰の吸引をされ
口の中が痛い、喉が痛いと嘆きました。

ベッドの角度を工夫すれば
痰の吸引をしなくてもよいことを私は知っています。

看護師さんは看護の責任上
痰の吸引をした事実を残したほうがいいのです。

吸引をしても、看護師さんが部屋を出るときには
もう新たな痰が湧きあがります。

夫の痰は透明のサラサラしたもの・・・
痰なのか泡なのかといった感じ。

発熱は続き、食事は点滴のみ。
身体の自由はきかず。

「これからどういうことになるのか
本人にもわかりません。」と、夫は紙に書きました。

昨夜は1時間おきに眠ることができ
その生活にも慣れ

1昨日の疲れが取れました。
今朝は15分ほど、筋肉ほぐし。

皆さま、がんばりまっしょい。

えい、えい、おー!

by sunnytoday | 2015-10-10 13:40 | Comments(0)  

工夫しながら看病

重篤な患者に一日中付き添うのは
辛いものがあります。

朝昼はまだしも、夜は長くて長くて
昨夜はとうとう1時間くらい寝たか寝なかったか・・・

病院の朝は早く、体温計だ血圧計だ、採血だと
入れ代わり立ち代わり看護師さんが病室に来ます。

昨日まではそのたびに挨拶して
手伝えることは手伝っていたのに

今朝はそれができなかった・・・
9月28日から病院に泊まりこみ

まだ11日目だというのに・・・
(昨夜はホントにつらかった。こういう時もアル。)

工夫しながら看病し
看病が上手になっていきます。

看病は私に向いているかも。

義姉には病院にきてもらい
夫と握手してもらいました。

1時間半ほど私の痰取りを見て帰りました。
ショックを受けたようでした。

筋肉ほぐしの時間が取れないけれど
自分のことを言ってる場合じゃない・・・

皆さま、がんばりまっしょい。

えい、えい、おー!!

by sunnytoday | 2015-10-09 13:38 | Comments(0)  

足を踏ん張り

長い夜が明けました。
朝が来てうれしい。

眠れない夜は夫と私ばかりじゃなく
ナースステーションに氷枕をもらいに行くとき

灯りのついた各病室から
声が聞こえてきます。

「おーい。」とナースを呼ぶ
男性の大きな声も聞こえてきます。

私は少々運動不足ですが
腰や足を踏ん張り下腹に力を入れて看病するので

局部的に運動してることになるかも
・・・ならないかも。

皆さま、がんばりまっしょい。

えい、えい、おー!!

by sunnytoday | 2015-10-08 09:39 | Comments(0)  

反省 これから

15分おきくらいに痰に苦しむ夫に
昨夜もずっと付き合いました。

「鈴子さん」と夫が呼ぶか細い声に
ソファから飛び起き

寝ている姿勢から座る姿勢を作ってやったり
ティッシュボックスを持たせたり

午後11時から朝まで続きました。

重篤な患者にとって
睡眠不足はツライです。

そのまま午前も午後も、痰の苦しみは続き
ついには機械による吸引を3回お願いして。

私の反省・・・これから夫の前では
とことんゆったり、とことんやさしく。

今でもやさしいつもりだけれど
私の焦りや悲しみが夫に伝わってはいけない・・・

コソコソと主治医や看護師長にお尋ねしまくると
空気が夫を追いつめるかもしれない・・・

「末期患者による末期患者の看病だな。」と
もう少し元気だったころ、夫は苦笑いしましたっけ。

とことんゆったり、とことんやさしく。

皆さま、がんばりまっしょい。

えい、えい、おー!!

by sunnytoday | 2015-10-07 21:22 | Comments(0)