不良おばさん
2013年 01月 17日
時々、プールで会います。
お互いに杖を使用している身、すぐに親近感。
Uさんは、私より何才年上かわかりません。
Uさんは渋戸伊の名前を、すぐ忘れるとおっしゃいます。
覚えなくてもいいですよと言うと、それでは遠くから声をかけられないと・・・
遠くから声をかけられても、私には見えない時があるから
近くにいる時だけ、ヤッホー!って言ってくださいと言いました。
この一年間、髪を染めてないとかで
ロングヘアーが真っ白。
お顔立ちが派手なので、一つに束ねればヤマンバにはならずキレイ。
束ねなかったら、それなりに迫力あり。
私ね、ふつうのショートカットが似合わないのよ。
奇抜なのでないと・・・ へえ~。
未婚の頃から股関節が悪かったようで、何度か手術も受けられているご様子。
2人のお子さんを出産した時は、帝王切開だったって仰ってました。
あなたは骨盤が開かないから、自然分娩は無理だと
ドクターに最初に言われたって。
渋戸伊はたった何日かの孫の相手でも、足腰に無理がきたので
Uさんの若き日のご苦労が察せられ、子育ては大変でしたねって言いました。
そうよ、私ね、ぜんそく持ちなのよ。
子どもを育てる時、無理しないでおくなんてできないから、やっぱり無理するでしょ。
発作が出てね、大変だった・・・
Uさん、じゃ、今がいちばん幸せですねって言うと
(こんなセリフ、同病だから言えることで、渋戸伊に何の問題もなしだったら
失礼過ぎて言えません。)
そうよ、私、今は不良おばさんよ・・・って。
Uさん、不良おばさんをエンジョイしましょう!
皆さま、頑張りまっしょい。えい、えい、おー!!
by sunnytoday | 2013-01-17 16:49 | Comments(2)
自分を哀れむでもなく、嘆くでもない
ただ淡々と語る。
イバラの路を乗り越えてきた者だからこそでしょうね。
さりげなく思いやりある応答をなさる渋戸伊さん、ステキ!
Uさんも私も、靴下を履く時は難儀します。
いつかは調子が狂って、私は支えのない椅子からひっくり返りそうになったり・・・ひっくり返ってもいいやと思って転げたり…
周囲の人たちは、大変心配して下さいます。
異常な光景なのかも。 私の中ではフツウですが。
たまにしか会わないので、名前が覚えにくいんです、きっと。
若い時に知り合っていれば、忘れないでしょうに。
素顔のままでさんこそ、いつもステキ!ですよ。