座り方・・・
2010年 07月 17日
松本サリン事件で、警察やマスコミに犯人扱いされた
河野義行さんの講演を聞きに行ったときのこと。
大学構内の建物だったので、椅子は簡単なメモも取れる
固い、いわゆる講義用椅子。
写真撮影してくればよかったけど、帰りを急いでたので…ザンネン!
講演は、河野さんなればこそ家族の絆を強くして
地下鉄サリン事件が起きるまでの9ヶ月間を、警察をはじめとする世間に
犯人扱いされながら、乗り切ってこられたのだなあと・・・
我が身に置き換えると、体も震えんばかりのすさまじい体験談。
疑いが晴れてからは
2年前に奥様が亡くなられるまで14年間の介護生活。
こんなに真剣に講演を聴いたのは、初めてじゃなかったろうか。
涙あり、笑いありの講演は、コレまで何度も聴いたことあるけど
今日は笑えなかった…
幸い、他の人生の先輩の方たちが、時折笑って下さってよかった!
河野さんだって、時には聴衆が笑ってくれたほうがイイときもあるに違いないし。
で、講演が終わって立ち上がったとき
渋戸伊は1時間半、固い椅子に座りっぱなしで
たぶん、第一歩が踏み出せないことが予想されたのだったが・・・
ん? 立ち上がって
杖も要らないくらいに、スッと歩き出してビックリ!
ほぼ杖がアクセサリー化してて、ホント驚いたのなんの。
痛みがなかった!っていうのがもっと嬉しかった!
次なる体験は、洋式トイレから出てきたとき、ヨロヨロってしたこと。
これって、座り方に関係あるのかなあ~。
固い椅子に背筋を伸ばして座った後だと、すんなり歩き出せて
トイレにぐだっと座った直後は、歩き方が不安定になる・・・
ま、不思議な体験だったけど、今後のヒントになったー。
モタモタしたくない大事な場面では、椅子に浅く腰掛けて腹筋に力いれとこ!
by sunnytoday | 2010-07-17 23:54 | Comments(2)
私は、著書を読みましたが、大変な思いをされたのに
ご家族が一致団結して乗り越えて来られた。
ドラマにもなりましたが、ご家族の協力があってこそと思います
さて、座り方ですが私は、まだ痛みが始まって2年と浅くて
とても比べ物にもなりませんが、最初の頃正座して立ち上がったら(正座が好きなので)歩けないどころか、骨盤の位置がずれたのか、どうやっても動けなくなってしまい、その時2階にいました。
階下まで這うようにしてやっと降りて、この分だと台所で立つことも
できないからと、先にトイレに行っておこうと座ったら、今までの足の痛みはどこへやら、上手く関節がいい位置に収まってくれたのか、立ち上がったら何事もなかったかのようにすっと立てたのです。
あれには、驚きました。
立って歩くことすらできなかったのに。。。。
その人、その人で、座り方があるのですね。
河野義行さんのご本を読まれたんですね。
今回はピクリともせずに、神妙にお話を聴いてました。
で、モカさんの体験に(@_@;)
貴重な体験をご披露いただいて、感謝!
ちょうど渋戸伊と逆のような体験ですよね?
モタモタしてトイレから出てきたんですもん。
>今までの足の痛みはどこへやら、上手く関節がいい位置に収まってくれたのか、立ち上がったら何事もなかったかのようにすっと立てたのです。
そうなんですねー!!
とっても勉強になりました!
>その人、その人で、座り方があるのですね。
説得力あります、これ。
モカさんの痛みが、どうぞ軽くなりますように…